県連大会、青山大人衆議院議員が新代表就任

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茨城県連は3月26日、第3回定期大会を水戸市内で開催しました。

大会には、郡司彰参議院議員、青山大人衆議院議員、小沼巧参議院議員や自治体議員、党員から選出された代議員など60人が出席し、来賓には党本部から馬淵澄夫国会対策委員長、連合茨城の内山裕会長が駆けつけました。
 
馬淵選対委員長はあいさつで、党本部泉代表をはじめとする新体制や、国会の状況として、ウクライナ情勢による外交安全保障や物価高騰、年金受給者への一律5,000円給付など、与党の極めて中途半端な対応に言及しました。

また、かつて何度も来県し、各級議員と連携しながら選挙を闘った経緯に触れ、「この茨城県が与野党伯仲の最前線になっていただけるよう、全力を尽くしていただきたい」と力を込めました。 

大会で新県連代表に選出された青山衆院議員は、郡司前県連代表の24年間にわたる議員活動の功績を称えつつ、「私たちは立憲民主党の綱領を実現するために集まった仲間。現政権に対するチェック機能を強化し、我々が求める社会像を世間一般に広めていくことが責務だ。」と述べました。

その上で、4月の小美玉市議会議員補欠選挙(4月17日投票)において、中山としおさんを公認候補として擁立したことに触れ、「一つひとつ地道に党の旗を立てて、我々の仲間を増やしていきたい」と力強く訴えました。

また、今期限りで後進に道を譲ることを表明した郡司参院議員は、県連顧問に就任し、「引退するのは議員としての活動。政治を変える思いはこれからも持ち続けていく」と、引き続き県連とともに活動していく決意を述べました。

大会では、2022年度活動方針などを決定したほか、ロシアによるウクライナへの武力侵攻を非難し即時撤退を求める特別決議を採択しました。

特別決議

ウクライナをめぐる情勢については、昨年以来、国境付近におけるロシア軍増強が続く中、我が国を含む国際社会が緊張の緩和と打開に向けて懸命な外交努力を重ねてきた。

 しかし、2月21日、プーチン・ロシア大統領はウクライナの一部である、自称「ドネツク人民共和国」及び「ルハンスク人民共和国」の「独立」を一方的に承認する大統領令に署名し、24日、ロシアはウクライナへの武力攻撃、侵略を開始した。さらに3月4日、ウクライナ国内の原子力発電所を攻撃した。

 今回の行動は、明らかにウクライナの主権、一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法の深刻な違反であり、国連憲章に反するものである。この事態は欧州にとどまらず、日本が位置するアジアを含む、法の支配に基づく国際秩序に対する挑戦であり、その根幹を揺るがしかねない暴挙である。このようなロシアの力による侵略行為は断じて認められず、最も強い言葉で非難する。

 ロシアは国際社会の強い自制の求めにかかわらず、侵略行為を継続しており、首都キエフにまで侵攻し、市民への被害の拡大も深く憂慮される。

 立憲民主党茨城県連は、日本国憲法が掲げる平和主義のもと、国際社会の恒久平和を世界に訴えつつ、ウクライナの主権、一体性、独立を支持することを改めて表明し、日本政府が経済制裁や人道支援において、G7をはじめとする国際社会と一致した措置をとることを支持する。重ねて、ロシアに対し、即時に攻撃を停止し、部隊を撤収するよう強く求める。

2022年3月26日

立憲民主党茨城県総支部連合会 定期大会